祖父が仕事をしていた農舎で
リース作りを始めたのはいつからだったのでしょう?
さわさわとハーブの香りのする風が通り抜けるアトリエで
リースのデザインを考えているとき
ある友人はここは時間が止まっていると言いました。
草花や木の実。
それぞれが持つ形や色が醸し出す雰囲気が
微妙に共鳴しあい
一つの表情を持った作品ができあがっていきます。
そうやってできあがったリース達はなぜかとてもわがまま。
リース達の写真を撮ってやりたいと思いますが
どこで写真を撮して欲しいのか?
いつもとても苦労します。
あちこちに連れていって訊ねます。
どこで、撮して欲しいの?
光、風、静寂、かすかな音・・・
静かに対話しながらファインダーの中におさめていきます。
居心地の良さそうな表情のリースの写真を集め
さあ、カレンダーの編集です。
日付を打ち込み季節に合いそうなコマを選びます。
文字はどんなフォントにする?どんな色?
そのようにして
一つのカレンダーができあがります。
そのカレンダーも2009年で9作目となりました。
何作目まで続くのか分かりませんが
時を刻んで行くことの記憶として
作っていこうと思います。
時を刻んでいくことのメモリーとして
使っていただけるなら幸いです。